2014年 03月 13日
3.11を教訓に・・・(6)
3.11以降、国民の防災意識は大きく高まったが、3年が過ぎた現在、早くもその熱が冷めてきた感もある。ある調査によれば、震災後「何らかの防災対策をした」という人は約6割で、残りの4割の人は「やろうと思いつつ、まだやっていない」という。
しかし、日本列島は現在も巨大地震活動期にあることが指摘されている。首都直下地震、南海トラフ巨大地震など、今後30年以内にマグニチュード7クラスの地震が発生する確率は70%以上という高い評価になっている。明日大地震が起こってもおかしくない状況のなかで、我々は何をするべきか。
「食料の備蓄や非常用持ち出し袋の準備は大事なことですが、最優先事項とはいえません。なぜならそれは、“死なないこと”が前提の対策だからです。多くの人は漠然と、地震が起こっても自分は死なないと思っていますが、そう思える根拠は何でしょうか。大事なのは、地震が起きたときに生き残ること。そのためには家や地盤というハード面での対策を実施するべきでしょう」
具体的には耐震診断・補強の実施や、地震に強い家を選ぶことです。
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